アンボセリ国立公園の象

【3日目】アンボセリ国立公園の象

さらに車を走らせること、ついに『アンボセリ国立公園』のゲートが見えてきました。
アンボセリ国立公園

ゲートの周りには、ナイロビのような物売りのケニア人がたくさんいました。無視すると窓をコンコンたたくし、ずっとマダムマダムっていろんなものを押し付けてきます。
貧しい国だし、寄附だと思って買おうとしたのですが、大勢いるので、一人買うと大変だと思って無視していました。(ちょっと心がいたかった)

アンボセリ国立公園に入ると、いろいろな動物が早速見えましたが、まずはホテルへチェックインしなくてはならないので、突っ走っていきました。 ホテルで昼食を予定していましたし。

しかし、運よくゾウの群れが見れたので、車を止めてくれました。
象

ゾウの家族だけでも感動なのに、ここではドラマも見ることもできました。
ゾウは情愛が強く家族で行動します。一番前がお父さん→子供→お母さん→おばあちゃん→おじいちゃんみたいな順番で歩くみたいです。(子供を危険から守るためです)
しかし、死期が近づくと、単体で行動するようで、だいたい一頭でいるゾウは年寄りが多いそうです。

この時、たまたま年老いたおじいちゃんゾウが一頭で歩いていたのですが、そこに写真の家族ゾウとすれちがったのですが、おじいちゃんゾウが一頭一頭鼻で挨拶をするではないですか。

言葉は分からなくても、まるで人間のようで感動した瞬間でした。
日本の動物園では、こういった野生的な行動は見られないので、大変貴重な体験でした。

挨拶を交わした後、おじいちゃんゾウはまた一頭で歩き始め、家族ゾウはこちらへ向かって歩いてきました。
車の目の前まで歩き、道路を渡りました。目の前にゾウの大群が歩いてきて、地面が揺れたような感じを体験しました。
象