ヌーの川渡り

【5日目】ヌーの川渡り

ムパタサファリクラブ主催のサファリは、この日の夕方サファリが始めてとなりました。
集合時間の3時にロビーに行くと、日本人スタッフの方に声をかけられて、これからお世話になるサファリガイドのヘンリーさんを紹介されました。 ここでは、宿泊中、同じサファリガイドが担当するようで、これから先、ここでのサファリは、ずぅ~とヘンリーさんでした。 同じサファリカーには、どこの国の方か分りませんでしたが、黒人の女性親子と同乗しました。 
この黒人女性達は、ヌーの川渡りを見る為に、ここムパタに来たようです。 昨日も川にいったそうですが、見れなかったそうで、今日もチャレンジしたいと言っていました。 我々に、「Cross river ok ?」と聞いてきまして、我々も見てみたかったので、大喜びで「Ok!! I want to look, too.」と、はしゃぎ、川に向かいました。

ヌーの川渡りは、7~10月のマサイマラでしか見ることできません。しかもいつでも見れるわけではないため、見れれば大変ラッキーなのですが、私達はわずか1日目のチャレンジで見ることができました。 聞くところによると、このヌーの川渡りを見るためにマサイマラに来て、1週間通っても1度も見れないことは良くあることだそうです。

こちらは川を渡る前のヌーです。 写真には写っていませんが、手前に20mくらいの川があります。
川の近くには、ヌーの川渡りの瞬間を見ようと、サファリカーが20台くらい止まっています。 何日も前から待っている人もいるそうです。 この渡りそうで渡らない状態がずぅ~と続きます。




この膠着状態を変えたのは、シマウマでした。 このヌーの大群の中にわずかしかいないシマウマが、なんども渡ろうと川辺に来ては引き返します。 そんなことを繰り返すうちに、シマウマの1頭が川に飛び込みます。その途端に、一気にヌーたちが川に飛び込むではありませんか!!!








川を渡り、草がたくさんある新たな大地へ移動を終えたヌーです。


おつかれさまでした!