動物のお勉強

ケニアの動物図鑑

ビックファイブと呼ばれるライオン、ヒョウ、ゾウ、バッファロー、サイは、人気が高く全て見ることが出来たらラッキーだと言われています。
サファリに行く際、ドライバーに何が見たいか? 聞かれることがある。
そのときに、ちゃんと見たいものをはっきり言っておけば、けっこうがんばってくれるし、見つけたとき、長い間止まってくれる。
特に、キリンとかイボイノシシとか、ありきたりの動物が見たいと思っていたら、ドライバーにとっては珍しいものではないので、素通りしてしまうときがある。 そんなときは、写真を撮りたいという意思をはっきり伝えることが大切です。
また、動物の知識をより多く知っていれば、動物を見る目も変わります。最低限の知識をココで学んでくれるとうれしいです。

ライオン

ネコ科。サバンナでの食物連鎖の頂点に立ち、人間以外に天敵は存在しないので、百獣の王と言われる。オス1~2頭、メス2~4頭、子供で群れを作り行動する。
オスは2歳前後でタテガミが発達するが、メスはタテガミを持たない。
狩りは、主にメスが行い、よほど手こずらない限り、オスは狩りに参加しない。
メスが働き者で人間の世界でいう亭主関白というやつです。

ライオン

ヒョウ

ネコ科。群れを形成することは無く、単独で生活する夜行性。
木登りが得意で、食事も木の上ですることが多い。
肉食で、ウシやシマウマを食べるが、鳥や爬虫類なども食べる。
全身に黒い斑点模様があり、このヒョウ柄を好んで着る人間が多く、動物としても人気が高い。

ヒョウ

ゾウ

ゾウ科。メスを中心とした群れを単位として生活するが、おじいちゃん、おばあちゃんになると、群れから離れて単独行動する。長い鼻と大きな耳が特徴で、長い鼻を使って食べ物や水などを口に運ぶ。嗅覚と聴覚も優れており、鼻を高く上げる動作は、匂いをかぎとっているものと言われている。

ゾウ

バッファロー

ウシ科。大群で草原に住み群れが1000頭を超すこともある。
角は根元が太く、両側に伸びて先端が上向きになる独特の形で、オス、メスいずれにも角がある。
とても攻撃的で、観察する際には、脅かさないように注意が必要。
天敵はライオンのみといわれている。

バッファロー

サイ

サイ科。夜行性であり、草や葉を主食とする。
基本的に単独で生活するが、小さな群れをつくることがある。
皮膚は非常に分厚く硬質で、体全体を鎧のように覆っている。その皮膚はあらゆる動物の中でも最も硬いといわれ、肉食獣の爪や牙を容易には通さない。頭部には 1 本または 2 本の硬い角を持つ。
ナクル湖ではシロサイ、マサイマラではクロサイが見れる。

サイ

シマウマ

ウマ科。白黒の縞模様を持ち、これをゼブラ模様と呼んでいる。縞の模様は個体により異なり、人間の指紋のようなもので、親子はよく似るらしい。
ヌーの群れのそばにいることが多く、シマウマのあとをヌーが1列でついていく姿をよく見かけます。
ケニアに行くと、ほぼ100%見れますし、おそらく何百頭という単位で見ることになります。

シマウマ

ヌー

ウシ科。オグロヌーとオジロヌーの2種類がいるが、ケニアにいるのは、オグロヌーです。
大きな群れを作り、シマウマと一緒に行動することが多い。
草食性で、食料となる草原を求めて集団で大移動することで知られる。
マラ川を渡る群れを見るため、多くの観光客が、4月にマサイマラに訪れる。

ヌー

キリン

キリン科。長い首をもつ最も背の高い動物であり、オスの体高は平均5mを超え、体重も1tを超える。
長さ約40cmの長い舌を持ち、この舌でからめ取るようにして高い所にある木の葉を食べている草食動物である。オスを中心とした2~10頭程度の群れで生活している。
ケニアではアミメキリンとマサイキリンを見ることが出来る。

キリン

トムソンガゼル

ウシ科。数十頭以上で群れを作ることが多い。
グランドガゼルやインパラなどと共に行動することが多い。
草や木の芽や葉を食べる草食動物。
非常に足が早く、時速60キロ以上のスピードで走ることができる。

インパラ